GREETING

会⻑挨拶

GREETING

2023年度-62代 L齋藤 斎
生きる奉仕 ~ハートフルソサエティを目指して~ 2023年度-62代 L齋藤 斎

この度は歴史と伝統のある京都橘ライオンズクラブの会長に就任させて頂き、心より深く感謝申し上げます。キャリアや経験の足りない中でこのような機会を頂いたことの感謝を胸に刻み、誠心誠意努めさせて頂く所存ですので、メンバーの皆様のご協力をお願いしたいと思います。

「生きる奉仕~ハートフルソサエティを目指して~」

さて、ライオンズクラブの理念は「WE SERVE」であるのですが日本語的にいうと「人道的な奉仕活動を通じて、誰もが尊厳を持ち、幸せに生活できる社会の実現に貢献する」ということだと思います。昨今、「ウエルビーイング」と言う言葉が「SDGs」の後のはやり言葉となっていますが、その概念は、「肉体的にも精神的にも社会的にもすべてが満たされた状態=幸福な状態」であるとされています。今年度のスローガンにおいて私は副題で「ハートフルソサイエティを目指して」をあげていますが、このハートフルソサイエティとは「こころ豊かな状態の社会」を指しています。まさにハートフルソサイエティ無しにはウエルビーイングが必要とする「社会的に個人が満足できる状態」を作り出せないと思っています。即ち、個人の幸福はその個人のみでは達成できず、家族や友人、コミュニティ等の人間的なつながりの中でお互いに良心的に関与しあうことによって達成できるということです。
これは「WE SERVE」の意図する目標と何ら変わらないとも感じます。

ハートフルソサイエティの実現は一人一人が他の人に対して小さな親切を繰り返していくことで自分も他人も生きることの充足感を感じられる社会にできるということであると思います。すべてが便利になっていく中で失われていくものは多々ありますが、失ってはいけないものの一つが「他人を思いやるこころ」であります。本年度の活動は例年と変わらない活動ですが皆さんの日々の生活の中で「他人を思いやる」ということを常時こころの片隅においてもらって「生きる奉仕」につなげていって頂けるとありがたいなと思っています。
一年間どうぞよろしくお願い申し上げます。

SLOGAN